第18回演奏会の御礼と第19回演奏会のお知らせ
2018年4月8日(日)の聖光学院管弦楽団(略称:聖フィル)第18回定期演奏会は、
お天気にも恵まれ、多くのお客様にご来場頂きました。
誠にありがとうございました。

今回のプログラムは、レスピーギ「ローマの松」、ベートーヴェン「田園」と
馴染みのある曲構成でお届け致しました。
一見、難曲というイメージはなかったのですが、
レスピーギもベートーヴェンも練習を重ねる毎に、奥深さを痛感。
それぞれの曲が持つ情景を表現することの難しさに気付かされ、
練習の度に難易度が上がっていくように感じられましたが、
直前まで田部井先生に大特訓して頂き、無事本番を迎えることが出来ました。

「リュートのための古風な舞曲とアリア」では、
古風でありながら、お洒落な音使いに乗せ、小気味よく踊ったり、朗々と歌う情景を…
「ローマの松」では、
子供たちのはしゃぐ姿、悲嘆に満ちた祈り、幻想的な月の光、壮大な進軍の様子を…
「田園」では、
田園での目覚め、小川のせせらぎ、農民との楽しい集い、嵐とその後ののどかな情景を…

レスピーギやベートーヴェンがイメージしていた情景が少しでも表現でき、
皆様の心に響く音楽をお届け出来ましたなら、幸いです。
また、アンコールでは初の被り物にも挑戦致しました。

お楽しみ頂けましたでしょうか?

さて、第19回定期演奏会では、ピアニストの今川裕代さんをお迎えし、
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番、
そして、シューマン 交響曲第4番をお届けします。

是非、ご期待ください。



≪聖光学院管弦楽団第19回定期演奏会≫
日時: 2018年9月23日(日)
場所: 聖光学院 ラムネホール
曲目: メンデルスゾーン 「美しいメルジーネ」序曲
シューマン 交響曲第4番
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 (ピアノ:今川裕代)

指揮: 田部井剛

(文:広報委員 横山明子)
以上/団長: 長田邦裕