田部井 剛 たべい つよし
早稲田大学商学部卒業。東京音楽大学指揮科研究生修了、東京芸術大学指揮科卒業。

1999年には日本フィルハーモニー交響楽団にて巨匠エリック・ハイドシェック氏とマルセル・デラノワ作曲「5月の協奏曲」を協演・指揮(日本初演)。ソリストであるハイドシェック氏は、田部井の読譜能力の高さ、また叙情的でリズムに溢れた演奏に対し、「ヤング・トスカニーニ」と讃えた。

最近では室内合奏団「カメラータ・ジオン」(Camerata Jion)を結成し、2005年にはハイドシェック夫妻との国内ツアーを成功させ話題を呼んだ。

そのライヴ録音が仏アンテグラル社(Integral Classics France INT 221.156)よりリリースされている。

このほか群馬交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、、東京フィルハーモニー交響楽団、東京佼成ウィンドオーケストラ等を指揮。
2006年にはチェコの名門、ターリヒ室内管を指揮し、モーツァルトの交響曲をレコーディング、そのCDがキングインターナショナルよりリリースされている(STUDIO FLORA B-2704)。

2010年には日本フィルハーモニー交響楽団にて文化庁主催公演(計9公演)を指揮した。

ピアニストとしても非凡な能力を発揮し、ウィーンフィル首席チェロ奏者、フリッツドレシャル氏などと共演している。


2009年、上毛芸術文化賞受賞。